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京阪カインドだからできたこと

2017年9月30日(土) 「何もなかった」が一番の褒め言葉

私たちマンション警備に携わるものが、「あ〜、がんばって良かったな」と思える瞬間。それは一年の締めくくりであるマンションの総会で、「今年も何もなかった」と言っていただけたときです。

先日、私たちが警備を任せていただいているマンションで、不審車両を発見するというできごとがありました。真夜中にマンション前の公道に車を止めて、男性がマンションの駐車場構内に徒歩で入ってきたのです。住民の方ならそのまま駐車場に車を入れるはずですから、明らかにおかしな行動です。すぐさま警察に通報してその場に警備員が急行したのですが、そのときには車に乗り込んで出て行くところでした。
情報を共有する為、近隣のマンションにも連絡しました。
理事会で防犯カメラの映像をお見せして、そういうことがあったという報告をさせてもらったところ、非常に良い対応だった、何もなくてよかったということで安心していただけました。もちろん、今回うまくいったからといって気を緩めることなく、逆に警戒を強めているところです。

日々の警備はもちろんですが、お祭りや花火大会など、地域の大きなイベントなどでも、「何もなく」終わることが私たちの目標です。
たとえば、私たちが警備を任せていただいているマンションで、有名な花火大会が間近に見られるところがあります。本当にお部屋や廊下の目の前で大輪の花火がドーンと打ち上がるので、毎年多くの方が楽しみにされています。
そんなときも絶対に事故がないように、私たちが特別体制で警備します。事前にチームで下調べをして、危険な箇所の洗い出しをしたり、住民の方へのインフォメーションなど準備を整え、当日も危険なところで観覧されないように注意させていただいたり、部外者がマンションに入ってこないように警戒したり。想定できる危険の芽はしらみつぶしに探し、つぶしていきます。

「何にもない」日常がずっと続くことこそ一番の幸せです。そんな幸せを守るために、警備スタッフ一同、今夜も目を光らせています。

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